[クレープ店様必見]
持ち帰り用クレープを自動販売機で販売する際の流れ、注意
点、最適な機種、 活用できる補助金などを徹底解説
- この記事はこんな人向けに書いています :
- そもそも何から始めればいいのか分からない
- どの位の投資が必要なのか知りたい
- 運営開始までの流れ、注意点が知りたい
目次
4 クレープの販売にはどの自動販売機が適している?
- 4-1 冷蔵 自動販売機 「マルチ君」
- 4-2 冷凍 自動販売機 「ど冷えもん」
- 4-3 飲料用 冷蔵自動販売機 + 円柱ボトル
5 自動販売機の導入に活用できる補助金は?
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5-1 小規模事業者持続化補助金
75万円の自動販売機を実質25万円で導入可能な場合も
導入するメリット1 : 実店舗に来づらい顧客層を獲得可能
- 女性客が多い店内に一人で入るのは少し抵抗あるけど甘いものが好きな男性
- 仕事の都合で夜間にしか来れない方
- 実店舗に行列ができてるとき、 長時間待ちたくない方
など、従来の実店舗では逃していた客層を取り込めます
導入するメリット2 : 対面接客不要→手間いらず
- 対面接客と違い、 レジ打ちや商品の受け渡しなどの手間が発生しません
- 商品を補充したら売れるのを待つだけ、 24時間稼働するので寝ている間にも売上が伸びます
- 売上をもっと増やしたいけど人手が足らない、、 という悩みを解決できる可能性があります
導入するメリット3:
- ご希望のデザインで自動販売機をラッピングすることで、 広告塔としての機能もはたせます。
- ただの看板よりも人目を引くので、 店舗前に設置することで実店舗への集客にもつながります。
また、自動販売機によるクレープの販売は様々なテレビで特集が組まれるほど話題性に優れています。
SNSでの拡散、 テレビ取材などによる知名度向上が期待できます。
冷凍 or 冷蔵 どっちがいい?
当社で対応させていただいている案件の数でいうと冷蔵8割、冷凍2割という印象です。
冷凍のメリットはまず第一に賞味期限が長いこと、
店舗側にとっても廃棄率が低く、商品回収の頻度が少なくて済みます。
一方で、冷凍のための設備(急速冷凍機)の導入が必要だったり自動販売機の本体価格だけで考えても冷凍の方が割高です。
お客さんにとっては、まとめ買いして家で保管できるメリットがある反面、その場ではすぐに食べられないというデメリットも、
冷蔵のメリットはまず、「すぐに食べられる」こと
ドライブ途中に購入して車内で食べる、 家に帰るときに買って食べながら帰るなど、 お客さんにとっては冷凍よりも使いやすいと思われます。
店舗側にとっても冷凍のための設備が不要で今ある設備だけで商品を作れるというメリットがあります。
唯一のデメリットは賞味期限の短さ、 もし賞味期限内に売り切れなければ商品を廃棄することになってしまいます。
また、賞味期限切れにならない様、頻繁に商品を回収&再補充する必要があります。
冷蔵販売(3~5℃) | 冷凍販売(-25℃) | |
---|---|---|
お客さんのメリット: | 買った後、そのまますぐに食べられる | まとめ買いして家で長期保存可能 |
店舗側のメリット: | 自動販売機の本体価格が割安 冷凍のための設備が不要 | 長期保存できるので廃棄ロスが少ない 賞味期限が長いので 商品の回収・補充頻度が少なくて済む |
店舗側のデメリット: | 賞味期限内に売り切れないと廃棄になる 賞味期限が短いので 高頻度で商品の回収・補充をする必要あり | 自動販売機の本体価格が冷凍に比べて高額 急速冷凍機の導入など、 設備投資が大きい |
3クレープを自動販売機で販売する際の注意点は?
注意点1:保健所への届け出&許認可の取得
必須:「自動販売機による販売業の届出」
保管に温度調整を必要としたり保存期間が短い製品を取り扱う場合には、「自動販売機による販売業の届出」 の提出が必要となります。
自動販売機の設置場所、 型式などを申請書に記載し、 食品衛生責任者の資格を証明するもの (食品衛生責任者手帳)と一緒に提出する必要があります。
この届け出は自動販売機を新規に設置するたびに、それぞれの設置場所について申請が必要です。
例:設置場所A (東京都) と設置場所B(千葉県)に自動販売機を設置する場合、 それぞれの所轄保健所へ届け出を行う必要がああります。
場合によっては必須: 「食品製造業の営業許可」
新たに持ち帰り用クレープを製造する場合に必要な許認可です。
ただし、既に「飲食店営業許可」 を得ている実店舗で自販機で販売する商品も製造し、
実店舗の敷地内に自動販売機を設置して冷蔵食品を販売する場合は本許認可の新規取得は不要となります。
場合によっては必須: そうざい製造業の許可
商品(持ち帰り用クレープ)を製造する場所と自動販売機の設置場所が異なる場合、本許認可の取得が必要な場合がございます。
場合によっては必須: 冷凍食品製造業の営業許可 及び 複合型冷凍食品製造業の営業許可
今まで冷凍の食品を製造しておらず、今回初めて自動販売機向けに製造する場合、本許認可の取得が必要な場合がございます。
注意点2:賞味期限管理
実店舗と変わりませんが、 万が一にも一度補充した後、放置してしまい賞味期限切れの状態で販売しないよう、注意が必要です。
特に自動販売機は実店舗の様に常に商品が目の前にある訳ではないので、
商品を補充したまま回収を忘れてしまうというミスが起きやすいです。
手書きで管理を行うか自動販売機の賞味期限管理機能(指定時間経過以降は自動で売り切れる機能) を活用しましょう。
注意点3:温度管理
適切な温度設定ができる自動販売機を選定する必要があります。
下記の「どの自動販売機が適している?」 をご参考にしていただければ幸いです。
4 クレープの販売にはどの自動販売機が適している?
4-1 冷蔵/常温 食品自動販売機 「マルチ君」
対応商品サイズ
シングル設定時 横幅12cm×奥行16.4cm×高さ10cm
1種類あたり容量
約10個 (商品の厚みによる)
受付硬貨
10円,50円,100円,500円玉 (新500円対応)
受付紙幣
千円札 (最大4枚まで)
設定可能価格
10円〜9990円 (10円刻み)
溫度管理
冷蔵3~10°Cまたは 常温
(温度指定可能)
消費電力
年間585kwh (月間電気代 約1300円)
- 特徴1:最大10種類の商品を、それぞれ10個収容可能
- 特徴2:冷却(3~10℃の間で温度指定可)または常温に対応
- 特徴3:屋外対応&小型サイズの為、様々なロケーションに設置可能
目次
4 クレープの販売にはどの自動販売機が適している?
- 4-1 冷蔵 自動販売機 「マルチ君」
- 4-2 冷凍 自動販売機 「ど冷えもん」
- 4-3 飲料用 冷蔵自動販売機 + 円柱ボトル